湿気取りシートで湿気対策?
除湿剤と似たようなものですが、「湿気取りシート」というものがあります。
呼び方としては、他にも「除湿シート」や「乾燥シート」などと言われる場合もあります。
前回お話いたしました除湿剤は、たいがいプラスティックの容器で作られているのですが、湿気取りシートは、シート状になっている除湿剤と言えば、わかりやすいでしょう。
湿気取りシートの良いところは、薄くて面積が大きいところです。
また、吸い取った湿気を水のままためるのではなく、ジェル状にして固めてしまうので、誤ってこぼれてしまうということもありません。
除湿剤の場合は、安定性のない場所に置いてしまうとこぼれる場合がありますので、注意が必要ですが、湿気取りシートは、どこにでも置くことが出来ます。
その形状から、ほんの数センチの隙間があれば、そこにセットして置くこともできますから、さまざまな場所の湿気対策に有効だということになります。
たとえば、押し入れなどには大変良いですね。
普通の除湿剤ですと、毎日の布団の出し入れによって、たまった水をこぼしてしまうかもしれません。
それに、シート状ですから、布団全体の湿気を均等にとってくれそうですね。
また、クローゼットと壁の隙間に使用するのも大変、良い方法です。
そうすることによって、クローゼットの中の衣類にも湿気が付きませんし、壁側にカビが生えるということもなくなるでしょう。
あまり掃除をすることのない場所ですから、カビの発生に気が付かないかたも多いのです。
シート状ですから、靴箱や食器棚にもとても便利ですね。
工夫次第でいろいろ使えますから、あなたなりの湿気対策をお考えください。