食中毒の予防のため消費期限を守る

食中毒の予防のため消費期限を守る

食中毒の予防のため、大原則として消費期限を守ることがあげられます。
先ほども述べましたが、食中毒にならないためには腐ったものは口にしないことです。
つまり消費期限が過ぎたものは口にしないということです。
基本的にすべての食材には消費期限が設定されており、パッケージなどに表示されています。

 

 

消費期限とは、その食材をおいしく食べることができる期限を知らせているものです。
可能な限りその期限内ですべてを食べきることが大切です。
どうしても期限内に食べきることができない場合には、残念ながら廃棄処分するしかないのです。
消費期限を過ぎた食材はものによっては、期限が過ぎたら即腐り始めるものがあります。

 

 

食材の中で菌が繁殖を始めるからです。
期限が過ぎると鮮度も落ちるので当然味も落ちてしまいます。
食べてもあまりおいしくはないですし、まして食中毒になる危険性もでてくるわけですから無理して食べる価値はないのです。

 

 

注意しなければならないのは、レトルト食品の消費期限です。
レトルト食品などの場合、表示されている消費期限は未開封の場合のものが記されています。
つまり一度開封してしまったものは、数日以内に食べきらなければいけないということです。
一度開封したものは、外気に触れるので細菌にも触れることになってしまうのです。
レトルト食品以外の消費期限が1年以上ある食材においても同様のことが言えます。

 

 

たとえ真空パックされていて消費期限が長めのものだとしても、開封したら同じことです。
消費期限を管理することはとても大切なことです。
しかしながら表示だけを信じることはやめてください。
開封したものや一部使い始めた食材に関しては、長くても3日以内にすべてを使い切らなければいけないということです。